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SN比とは


SN比とは、信号量SとノイズNの比です。単位は【db】デシベルを使います。通信工学の【dB】ではありません。

ノイズNとは誤差、バラツキのことです。
 SN比=信号(その技術の働きで投入されたエネルギーの有効成分)/
     ノイズ(投入されたエネルギーのうち、出力として有効に働かなかった有害な成分)

つまり、SN比が大きいということは、バラツキが少なくて、安定しているということです。
SN比の高い条件を選んで、次に感度を目標値に調整しますこれを二段階設計といい、パラメータ設計の基本的な考え方となります。

感度とは、目標値との差をいいます。例えば、金型温度を200度から240度に変えたら、外観がどのように変化するかという傾向を見ることです。これは、これまで多くの人がやってきているやり方です。
感度ではなく、SN比を第一優先するのがポイントです。

SN比が高ければ、製造条件が少しくらい変化したとしても、できあがる製品のばらつきは小さくなります。これをロバストネス(強靭性)を持つといいます。

品質工学(タグチメソッド)はSN比を評価尺度として、品質向上の技術開発が短期間で実現できるのです。
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管理人

品質改善コンサルタント-羽根田 修

羽根田修

ものづくりにおける不良低減・歩留り向上を支援するコンサルタント。
改善の視点や、品質管理、タグチメソッドといった手法を一緒に実践するため、クライアントの人材育成にも貢献している。

詳細プロフィール→  羽根田 修

羽根田が所属するコンサルティングファーム→  会社概要

羽根田運営サイト
3s4s5s.com
ものづくりにおける5Sの考え方や活動方法を提供するサイト。

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