散布図とは
散布図とは、二つの特性を横軸と縦軸とし、観測値を打点して作るグラフです。一般的に、横軸(x)に原因系、縦軸(y)に結果系とします。例えば、本の文字数と値段、仕事量と給料などの相関を表すのに優れています。
このときのxとyの相関度合いを相関係数で表すことができます。相関係数は、Excelで簡単に計算できます。書式は下記の通りです。
=CORREL(x軸のデータ範囲を指定,y軸のデータ範囲を指定)
相関係数は必ず、-1≦r≦1 の範囲になり、1,-1に近いほど、相関が強いといえます(さらに詳細を検討する場合は、回帰分析をすることになります)。
下図では、相関係数が 0.87 で、相関ありといえます。
散布図は層別すると原因追求の威力倍増です。